イアリー IARY(Dingadingana)

基本情報

学名:Psiadia altissima

科名:キク科

生産国:マダガスカル

    中部エリアに自生

抽出部位:葉

抽出方法:水蒸気蒸留法

収穫時期:6月・7月

 


story

マダガスカル語で"Dingadingana" とも呼ばれますが、これは「一歩一歩」、「(長いためらいの後)決断する」という意味です。

また、”魔除けのイアリー”と扱われたり、ラフィアの染料にも使われたりするマダガスカルでは身近な植物の1つです。

 

精油の構成成分から、森林浴にいるような香りをイメージできます。

日々、あくせく働いている雑踏を離れ、登山やハイキング、温泉地など森林浴を体験した時に、気持ちがすっきるするのは、木々や草花からの芳香成分がもたらします。

イアリーの芳香成分はまさに森林にいるような気持ちにさせてくれる1滴です。

 

マダガスカル現地では精油は使われていません。噛みタバコの原材料の1つとして利用しています。葉や茎を燃やした灰をタバコと混ぜ合わせて噛みタバコを作ります。

 

 

主な芳香成分

〈モノテルペン炭化水素類〉

  • βピネン
  • βオシメン
  • リモネン 
  • αピネン

〈セスキテルペン炭化水素類〉

  • βカリオフィレン

〈モノテルペンアルコール類〉

  • リナロール
  • テルピネン-4-オール

 


主要成分の機能

  • 抗炎症
  • 抗感染症
  • 抗リウマチ
  • 鎮痙攣
  • 抗カタル症状(風邪の諸症状)
  • 虫除け

相性の良い精油

  • サロ
  • ラヴィンツァラ
  • 柑橘系精油
  • ラベンダー

 

 

 

使用上の注意

  • 精油は飲用しないでください。
  • 引火性があります。火気を避けて保管してください。
  • 直射日光、高温多湿の場所を避けて保管してください。
  • 誤飲、誤用防止の為、お子様やペットの手の届かない場所で保管してください。
  • 精油原液を直接お肌に塗布しないで下さい。また、皮膚に塗布して使用する際は、キャリアオイル などに適切な濃度に希釈してご使用ください。
  • 精油は医薬品ではありません。世界の一部地域では治療に用いることがありますが、日本国内では医薬品として治療目的で精油を使用することは認められていません。
  • アロマトリートメントは医療行為ではありません。その効果と効果の実感には個人差があります。
  • 開封後は半年を目安にお使い下さい。酸化反応により香りに変化が現れることがあります。