マダガスカルの北部に位置するリゾートアイランドの「ノシベ」は香料の島と呼ばれ、香水の原料としても使われるイランイランの産地です。野生のイランイランは見上げる程の高木に育つため、農場では手入れのしやすい高さに整えられています。いくつかある工場の1つは見学もできるそうです。
イランイランの香りは、ジャスミンに似た甘くエキゾチックで妖艶な香りです。トイレタリー用品、ディフューザー用、マッサージ、香水の原料や、パーソナルケア用品などにも香料として用いられます。
〈セスキテルペン炭化水素類〉
〈エステル類〉
〈モノテルペンアルコール類〉
涼しい早朝に花を収穫し、ゆっくりと時間をかけて抽出します。
イランイランは、抽出時間によっても分類します。
一番最初に抽出されるエキストラ、続いてFirst、2nd、3rdの4つのグレードと、分類しないコンプリートとして販売されるものがあります。